ボディー

豊胸術

豊胸術

シリコンインプラント

シリコンバック挿入

筋肉と乳腺の間にある筋膜の下にスペースを作りバックを挿入する、筋膜下法で手術を行います。 切開する部位は乳房下線を用いています。傷あとを気にされる方がいらっしゃいますが、この部位は実際に治療を受けてみるとわかるのですが、術後数ヶ月すると、どこを切開したか手術した自分ですらほとんどわからなくなってしまいます。
この部位から手術をするメリットは、シリコンの位置を乳房が綺麗な位置に保ちやすいこと、術後の痛みが少ないこと、出血しにくいこと、万が一シリコンを取り出したり、入れ替えたりする場合に、同じ場所から手術ができるので、傷が増えないという利点があります。 当院で使用するシリコンはソフトコヒーシブシリコンで、万一破損した場合でも、内容物であるシリコンが漏出しにくい構造で、安全性の高い製品です。バックの表面にはテクスチャードという加工がされており、ザラザラした表面の形状になっています。これにより被膜の表面積が広くなるので、被膜拘縮が起こりにくくなります。表面がざらざらしたシリコンを使用すると、術後のマッサージがほぼ必要なくなります。バックの大きさを決めることは大変重要な項目ですが、当院ではご本人の希望を伺って、体格を考慮した上で決定しております。

豊胸術方法

乳房の下のしわに沿って3-4cmほど切開いたします。この後、特製の棒を用いて、優しくバックを入れるポケットを作成します。無理矢理剥離を行わないようにすると、出血は極わずかとなり、術後の痛みも少なくなります。バックの挿入時には、皮膚を摩擦から守る筒を使用して挿入し、洗浄縫合いたします。この時の縫合は丁寧に行いますので、きれいに仕上がります。

シリコンバック入れ替え術、 取り出し術

豊胸術をしたが、形やサイズが気に入らない、硬くなってしまった、バックの位置がおかしい、腫れてきた、急にしぼんでしまった、痛いなどの症状で現状のバストに満足できていない方には、パック入れ替え術や、もう取り出したいという方は摘出をしています。

注意事項
  • 術後の腫れや内出血はおよそ1~2週間で改善します。
  • 術後は筋肉痛のような痛みがありますが早い方で2~3日、長い方で1週間 程度で治まってきます。デスクワークは術後2~3日から、体を良く動かす仕事は約1週間後から可能です。
  • 術後はバストの安静のため、専用のバストバンドを巻いて頂きます。激しい運動は1ヵ月後からになります。
リスク・副作用・注意点
内出血、腫れ、痛み、左右差、傷跡、被膜拘縮、イメージ通りにならない など

モティーバエルゴノミクス(シリコンインプラント)

モティーバエルゴノミクスは、従来の豊胸バッグに使用されているシリコンよりも更により柔らかいシリコンを使用して作成されたインプラントです。従来のモティーバ製品においても、質感や触感や耐久性は優秀であったのですが、更にソフトの感触の製品になっています。また他の会社のシリコンインプラントと異なる点は、ジェルが100%充填されていることが挙げられます。
これらのことによって、横になっている時のシリコンの状態と、立っている時のシリコンの状態が、より自然な形態にできるのです。これは重力によりシリコンの中央部の頂点が動くのを計算して作られているからです。ジェルが100%充填されたことによって、美しいバストラインを自然に表現できるようになりました。 触った感じもとても自然な柔らかさです。 またシリコンインプラントの欠点である、被膜拘縮、液漏れ、破損、リップリングなどの問題点に対しても、技術的克服の努力がなされております。 インプラントの外層とパッチを一体化し、インプラント全体を強化し、パッチからのシリコンの漏れを防いでいます。 従来のバッグの外膜は、1~4層の構造で作られていましたが、それに対してモティーバは外層を6層にすることによって 強度が高まっています。6層の中央にブルーシールという青色のシリコンジェルのバリアー層を作り、シリコンの漏れが目視できるようにしています。 モティーバの外膜は非常に伸びが良く、衝撃に強くなっています。万が一、胸を打つなどの圧力や衝撃が加わっても容易に破損することがなく、また自然劣化によるジェル漏れをしっかりと防ぐ構造となっています。

また外層の凹凸がナノテクスチャーになり、被膜拘縮を生じる原因であるカプセル形成や遅発性の漿液腫の問題に対応できるようになりました。

以上の意味で、安全性、耐久性、強度、形状、感触、動きなどで良い製品だと考えられるシリコンインプラントを用いています。

濃縮脂肪注入豊胸

余分な脂肪を脂肪吸引で採取し、バストへ注入する方法です。この術式は異物を一切使用せず自分の組織でバストアップが得られます。自分の脂肪を利用するので、とても自然な仕上がりになります。逆に言うとシリコンを使用するのとは異なり、1度でかなりの大きさを求める方には向いていません。というのも普通、片方200-300ccずつ注入しますが、生着率が100%ではないためです。では、1度にもっと多く注入すればいいじゃないの!と思われるかもしれませんが、注入脂肪にパンパンになるほどの圧をかけてしまうと、更に生着率が下がってしまいます。では、自分の組織だけで大きさを求める方は、大きくすることをあきらめなければならないのかということになりますが、最近は脂肪幹細胞を利用し、生着率を良くして脂肪注入を行う方法が開発されてきました。この方法では幹細胞は残したまま、不要な組織や水分を除去することができ、純度・質ともに高い濃縮脂肪の精製が可能です。
このように良い状態にした脂肪細胞を移植注入してあげると、従来のただ単純に脂肪を注入するよりもかなり生着率が向上して来ていると思います。 自分の組織だけで治療を受けたいという方には、以前よりも良い結果が出せるようになってきています。 乳がんの部分切除術では、シリコンバックによる再建は左右差をなくすのが難しいので、乳がんの部分切除術によって、片方の乳房が少し小さくなった、乳がんの切除部位が陥没している方などには良い適応です。 また、授乳後の乳房のしぼんだ方なども良い適応で、本来の張りが戻ってバストの形態が整います。

注意事項
  • 術後の腫れや内出血はおよそ1-2週間で改善します。
  • 術後は筋肉痛のような痛みが2-3日あります。デスクワークは術後2-3日から、体を良く動かす仕事は約1週間後から可能です。
  • 生着率をよくするため、バストの安静は1ヵ月ほど保って頂くのが懸命です。激しい運動は1ヵ月後からになります。
リスク・副作用・注意点
内出血、腫れ、痛み、左右差、イメージ通りにならない など

ヒアルロン酸豊胸

余分な脂肪を脂肪吸引で採取し、バストへ注入する方法です。この術式は異物を一切使用せず自分の組織でバストアップが得られます。自分の脂肪を利用するので、とても自然な仕上がりになります。逆に言うとシリコンを使用するのとは異なり、1度でかなりの大きさを求める方には向いていません。というのも普通、片方200-300ccずつ注入しますが、生着率が100%ではないためです。では、1度にもっと多く注入すればいいじゃないの!と思われるかもしれませんが、注入脂肪にパンパンになるほどの圧をかけてしまうと、更に生着率が下がってしまいます。では、自分の組織だけで大きさを求める方は、大きくすることをあきらめなければならないのかということになりますが、最近は脂肪幹細胞を利用し、生着率を良くして脂肪注入を行う方法が開発されてきました。この方法では幹細胞は残したまま、不要な組織や水分を除去することができ、純度・質ともに高い濃縮脂肪の精製が可能です。このように良い状態にした脂肪細胞を移植注入してあげると、従来のただ単純に脂肪を注入するよりもかなり生着率が向上して来ていると思います。

注意事項
  • 術後に筋肉痛のような痛みがありますが、2-3日ほどで治まってきます。
  • 激しい運動は1週間しないようにしてください。
  • 手術の翌日から入浴可能です。
リスク・副作用・注意点
内出血、腫れ、痛み、左右差、イメージ通りにならない など