目元の施術

眼瞼下垂

眼瞼下垂(がんけんかすい)

眼瞼下垂の治療

「眼瞼下垂」とは、眼瞼挙筋の働きが何らかの原因で弱くなってきた状態を言います。眼瞼下垂では眼瞼挙筋の修復をする手術になりますが、結果として目の開きを大きくし、黒目がしっかり出る、はっきりした目元にします。眠たそうな印象を改善し、印象的な目にして見た目を若く改善します。 次のような方に向いています。
  • 眠そうな目をパッチリさせたい
  • 黒目を大きく見せたい
  • 二重の手術をしても、綺麗な二重にならなかった
  • 目ツキが悪く見られる
  • まぶたがくぼんで老けた印象になった
  • 加齢によってまぶたがたるんできた(皮膚がたるんできた場合は上まぶたのたるみの治療が適応になります)
  • 二重の幅が広くなって何重にもなってきた
  • 以前二重の手術を受けたが、良い二重の状態ではなくなってきた

まぶたの仕組み

眼瞼挙筋が収縮することで、まぶたが持ち上がります。

眼瞼下垂の手術方法

眼瞼举筋腱膜前邾固定術

まぶたを持ち上げるために働く筋肉を眼瞼挙筋といいます。眼瞼下垂の症状の方は、眼瞼挙筋がまぶたからはがれてしまい、うまく力を伝えることができない状態になっています。正常な場合、眼瞼挙筋の腱の部分である挙筋腱膜は、まぶたの中の瞼板にくっついています。眼瞼下垂では、はがれた眼瞼挙筋を上まぶたの正常な位置の瞼板に固定し縫い縮めることでまぶたの開く力を強化し、目の縦の幅を広げ目の開きを大きくします。

抜糸は約1週間後で行います。術後約2週間程で内出血の色や、おおまかな腫れが引いていきます。しかし、とりあえず落ち着いたと感じられるには、数か月が必要です。

全切開の二重が必要なまぶたの構造の方、まぶたのたるみがひどくなった方では、上眼瞼挙筋の構造に問題があることが多く見受けられます。

腫れぼったいまぶたの方、はっきりした二重を希望の方、上まぶたのたるみがあって二重になりたい方には挙筋前転固定術が必要な場合が多いです。
リスク・副作用・注意点
内出血、左右差、腫れ、傷跡、イメージ通りにならない など