院長ブログ

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2025年11月7日

症例写真:二重埋没法6点固定+脂肪取り併用(経過写真)

症例写真:二重埋没法6点固定+脂肪取り併用(経過写真)

カテゴリ:症例写真  投稿日:2025年11月7日

こんにちは。広島のすず美容形成外科医院の岩垂 鈴香です。

今回は二重埋没法のモニターの方の詳細な経過写真です。

症例は20代の女性です。数年前に二重の埋没法を受けたのですがだんだん戻ってしまったとのことでした。今回は戻りにくい方法を希望され、当院の6点固定+脂肪取り併用を行うこととなりました。

まぶたは厚ぼったく重たい印象であり、ブジーでのシュミレーションを行った時、ご希望のラインを作成してもあっという間に元に戻ってしまうタイプでした。

本当は切開法で対応したい症例でしたが、埋没法が良いとのご希望でしたので、なるべく取れない方法にしましょうということになり6点固定脂肪取りを行いました。

現在、術後半年以上経過していますが、今のところとても満足されているとのことで、こちらも大変うれしい気持ちです。

それでは経過のお写真です。

術前

術直後

術後1週間

術後2週間

術後1か月

術後2か月

術後3か月

術後半年

術前

術直後

術後1週間

術後2週間

術後1か月

術後2か月

術後3か月

術後半年

術前

術直後

術後1週間

術後2週間

術後1か月

術後2か月

術後3か月

術後半年

術前

術直後

術後1週間

術後2週間

術後1か月

術後2か月

術後3か月

術後半年

 

合併症:腫脹、疼痛、内出血、左右差、元に戻る、思い通りではないなどです。

費用:二重埋没法6点固定+脂肪とり併用 ¥187,000

悩んでいらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。

 

二重埋没法を行って元に戻ってしまった時の選択肢は

もう1度埋没法を行うか切開法を行うかです。

しかし、現在の状態の評価と本人のご希望をよく考慮する必要があります。

【1. 既存の埋没法の状態の評価】

まず、最初に行った二重埋没法の状態を詳細に評価することが重要です。

具体的には:

  • どの程度二重ラインが残っているか
  • 皮膚の厚みや弾力性
  • 既存の糸や埋没法の位置・状態
  • 皮膚のたるみや脂肪の状態

これらの情報をもとに、次の手術の方針を決定します。

【2. 既存の埋没糸の除去または残置の判断】

多くの場合、埋没糸が原因で二重が戻った場合、

糸の除去が必要となることがあります。

糸が残っている場合で次回の二重の手術の操作に邪魔な糸は

除去してから新たな手術を行うのが一般的です。

【3. 手術方法の選択肢】

次の二重形成の方法としては、以下の選択肢があります。

切開法

・皮膚を切開し、余分な脂肪や皮膚を除去し、確実に二重ラインを形成します。

・長期的な安定性が高く、二重ラインのライン調整も可能です。

・既存の埋没糸の除去も容易です。

再度埋没法を行う

・再度埋没法を行うことも可能ですが、皮膚の弾力や癒着の状態によっては安定性に課題が出る場合があります。

・埋没法を再度試してみることは悪いことではないと考えますが、前回と同じ方法を行っても永続的な効果を維持するのはむつかしい確率が高いので異なる縫合法の埋没法を行うのが良いと考えます。

【4. 希望を伺う】

再手術の際の希望方法を伺って、なるべく本人の希望に沿うことが重要だと考えています。

皆様には以上を踏まえて二重埋没法の再手術を考えて頂ければ幸いです。

 

すず美容形成外科医院(広島の美容外科、形成外科、美容皮膚科、二重形成、鼻形成、しみ、しわ、たるみ)お電話は082-222-6671 HPは http://www.suzu-clinic.com メールでのお問い合わせは http://www.suzu-clinic.com/contact/index.html#mail_form