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2025年12月4日

症例写真:鼻翼縮小術+鼻柱下降術+コルメラストラット

症例写真:鼻翼縮小術+鼻柱下降術+コルメラストラット

カテゴリ:症例写真  投稿日:2025年12月4日

こんにちは。広島のすず美容形成外科医院の岩垂 鈴香です。

当院では、患者さま一人ひとりのご希望やお悩みに寄り添い、自然で美しい仕上がりを追求した鼻の手術を数多く手掛けております。

1. 豊富な実績と経験

当院の鼻の手術は、これまでに多くの患者さまにご満足いただいており、形成外科専門医の常在するクリニックとして安心してお任せいただける技術と経験があります。

2. 最新の技術と安全性

当院では、安全性と自然な仕上がりを両立させています。痛みや腫れを最小限に抑える工夫も行っております。

3. カウンセリングからアフターケアまで

患者さまの満足度を重視しているため丁寧なカウンセリングを行い、ご希望やお悩みをしっかりとお伺いします。手術後も充実したアフターケアを提供し、安心してご帰宅いただける体制を整えています。

今回の症例は20代後半の女性です。

主訴は鼻の横幅を狭くしたい、でもその結果鼻先が丸くなるのは嫌、

今の鼻先の丸さも改善したいとのことでした。

ただ細くしすぎは嫌、バランスが悪いのも嫌、不自然になるのが嫌とのことでした。

なりたい鼻はこの人で、なりたくない鼻はこの人です、と症例写真を2人ずつご持参くださいました。

そのご説明がわかりやすかったです。

術前のお写真です。

確かに鼻翼の横幅が大きい(右の目頭と左の目頭の間の幅より、鼻の横幅のほうが大きい状態でした)ので鼻翼縮小術は適応です。

現時点の鼻尖の形からすると鼻翼縮小術を行うと鼻尖の丸みが目立つ可能性があります。

しかし、それ以前に鼻翼の下端が鼻柱よりも下方にあり、ぶら下がったような鼻になっています。それにより人中も長く見え、鼻の下がのっぺりとして立体感がありません。

鼻翼縮小術と鼻尖形成

または

鼻翼縮小術と鼻柱下降術

のどちらにするか悩まれていましたので、鼻柱下降術をおすすめし納得されましたので行うことといたしました。

手術は局麻で行い、耳介軟骨を片方から採取して、2枚重ねにして使用しました。

なるべくしっかりした移植軟骨を作成して、鼻柱にコルメラストラットで使用しました。ご本人の鼻中隔軟骨はかなり後退してふにゃふにゃしていましたが、術後の状態はこの程度まで鼻柱を下げることができました。

術後は顔全体のバランスが良くなったとおっしゃっていただきました。

術後3か月のお写真です。

合併症:腫脹、皮下出血、左右差、傷跡、元に戻せないなどです。

費用:鼻翼縮小術 ¥385,000

鼻柱下降術 ¥385,000

 

鼻翼縮小術(びよくしゅくしょうじゅつ)は、鼻の側面にある鼻翼(びよく)を小さくするための美容整形手術です。主に、鼻の横幅を狭めたり、鼻のバランスを整えたりする目的で行われます。

【一般的な手術の流れ】

  1. カウンセリング:希望や理想の仕上がりを詳しくお伺いします。
  2. 診察:鼻の状態や皮膚の厚さなどを確認します。
  3. 手術:局所麻酔または全身麻酔のもと、鼻翼の余分な部分を切除・縫合します。
  4. アフターケア:腫れや内出血を抑えるための指導や、経過観察を行います。

【注意点】

  • 手術後の腫れや内出血は一般的です。
  • 傷跡は目立ちにくい場所に設計されることが多いですが、個人差があります。
  • 完全な結果が出るまでには数週間から数ヶ月かかることがあります。

【リスク・副作用】

  • 感染や出血
  • 非対称や不自然な仕上がり
  • 傷跡の目立ち
  • 鼻の機能に影響を及ぼす可能性(稀)

 

鼻柱下降術(びちゅうかこうじゅつ)は、鼻の外観や機能を改善するために行われる整形手術の一つです。特に、鼻柱(鼻の中央に位置する軟骨と皮膚の構造)の位置や形状を調整することを目的としています。

【鼻柱下降術の目的】

  • 鼻柱の位置が高すぎる場合に、自然なバランスを取るために下降させる
  • 鼻の長さやバランスを整える
  • 鼻の下部の見た目を改善し、顔全体の調和を図る
  • 必要に応じて鼻の機能改善も行う

【手術の方法】 鼻柱下降術は、主に以下の方法で行われます。

  1. 軟骨の調整:鼻中隔軟骨や鼻翼軟骨を部分的に切除・再配置し、鼻柱の位置を下げる。また必要に応じて軟骨移植を行う。
  2. 皮膚の切除・縫合:鼻柱の皮膚を適切に切除し、縫合することで位置を調整。
  3. 外科的固定:必要に応じて、軟骨や皮膚を固定し、安定させる。

【術後の注意点】

  • 腫れや内出血が生じることがありますが、通常は数日から1週間程度で改善します。
  • 傷跡は最小限に抑えられ、自然に目立たなくなることが多いです。
  • 患者さんの鼻の構造や希望に応じて、手術の範囲や方法は調整されます。

【適応例】

  • 鼻柱が高すぎてバランスが悪いと感じる方
  • 鼻の長さや形状を整えたい方
  • 他の鼻整形と併用して行うこともあります。

【リスクと注意点】

  • 感染や出血
  • 形状の不満足や左右非対称

ご検討の際は、信頼できる形成外科や美容外科の専門医に相談し、詳細な説明とカウンセリングを受けることをお勧めします。

他にご質問や不安な点があれば、お気軽にお知らせください。

 

すず美容形成外科医院(広島の美容外科、形成外科、美容皮膚科、二重形成、鼻形成、しみ、しわ、たるみ)お電話は082-222-6671 HPは http://www.suzu-clinic.com メールでのお問い合わせは http://www.suzu-clinic.com/contact/index.html#mail_form